当クリニックでは男性不妊の診療も積極的に行っています。

1、男性不妊の原因

不妊原因の約50%が男性因子です。男性不妊の原因は大きく分けると、①精子をうまくつくれない造精機能障害、②精子がうまく運ばれない精路通過障害、③性行為がうまく行えない性機能障害に分類され、頻度の最も高いのが造精機能障害で、全体の8~9割を占めます。

2、男性不妊の治療

軽度の乏精子症(精子の数が少ない状態)であればタイミングや人工授精(AIH)を行います。高度の乏精子症やAIHで妊娠しない場合は体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)が選択されます。また男性の100人に1人は精液中に精子が認められない無精子症と言われております。無精子症と診断されても精巣(精子がつくられる場所)から精子が1匹でも見つかれば、顕微授精で妊娠を目指すことができます。当クリニックでは泌尿器科と連携し、無精子症の方に精巣精子回収術(TESE)を実施しており、精巣内から精子が回収できればICSIによって妊娠が可能です。しかし精子検査で無精子症と言われても数回の精液採取で精液中に数匹の精子が見つかる場合があります。当クリニックでは無精子症と診断されTESEの予定であったが、まず卵子を凍結しておき、数回の精液採取で数匹の精子が回収できたので、凍結卵子を融解しICSIを行い妊娠・出産に成功しTESEを回避できたケースがあります。

3、早めの精子検査をおすすめします。

男性の中には「自分は大丈夫だろう」と思っていたり、精子検査はしたいが仕事が忙しくなかなか休めないし、女性ばかりの病院には行きにくいと感じている方がいると思います。男性不妊であるのにタイミング治療を続けても時間・費用のむだですし、すでに奥さまが通院中の方には、事前に精子検査カップをお渡しし、ご自宅にて採精して持参していただきますので、来院の必要はありません。また当クリニックでは精子の自動分析装置「精子特製分析器(SQA-V)」を用いて精子検査を行っています。従来の保険診療による精液検査(目視で実施)に比べ、受精能(SMI)などより詳細なデータ解析が可能になりました。

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