当院における生殖補助医療(ART)治療実績
項目 | 結果 |
---|---|
採卵数 | 801周期 |
融解胚移植数 | 656周期 |
胚盤胞妊娠率 | 47.1% |
良好胚盤胞妊娠率 | 53.2% ※Gardner分類グレードB以上の胚 |
- 対象期間2024年1月~12月
- 実施年齢22歳~47歳
- 2024年末時点当院調べ
項目 | 結果 |
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採卵数 | 801周期 |
融解胚移植数 | 656周期 |
胚盤胞妊娠率 | 47.1% |
良好胚盤胞妊娠率 | 53.2% ※Gardner分類グレードB以上の胚 |
以下のグラフはART治療で妊娠した方を対象に、何回目の胚移植で妊娠成立したのかを調査したデータです。
当院での妊娠成功例での移植周期回数による妊娠率は、2回目までに妊娠する割合が50%以上、7回目までにほとんどの人が妊娠しています。数回移植しても着床に至らない場合は積極的に着床不全の検討を行い、異常が認められた際には、それに対応した治療計画を立てて妊孕性を高めていきますので、一度のチャレンジであきらめないで治療を継続していきましょう。
全員が胚培養士(エンブリオジスト)の有資格者 当院では、患者さまの胚を扱う培養士全員が胚培養士(エンブリオジスト)の資格を有しており、患者さまに最善の医療を提供できるように、すべての胚培養士がスペシャリストとしての責任と誇りを持って業務にあたっています。
徹底した安全管理と、確かな技術力 培養室では、徹底した安全管理のもとで培養を行い、確かな技術力と清潔な環境で高い水準での生殖補助医療を実現しています。
培養に適した環境の徹底管理 培養室の照明や空調は、培養に適した環境になるように常に徹底管理しています。
タイムラプスインキュベータの使用 胚を培養する機器として「タイムラプスインキュベータ」を用い、培養・観察を行っていますので、採卵で得られた胚は、個別に制御された培養器にて体内環境に近い状態で培養することが出来ています。